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Co-展 Vol.8 開催しました

Co-展「Co-でなくっちゃ」 秋晴れの下,20以上の出展者が参加
2017年より習志野かいわいの人々,お店と,デザイン科学科倉斗研の有志学生が「やってみよう,を文化にする」を合い言葉に続けてきた,まちの楽しいこと・もの・ひとの展示会「Co-展」。
コロナ禍を経て,今年も10月5日にプラッツ習志野の中央広場にて無事開催されました。

当日は,習志野かいわいの個人商店の方や,普段は会社員の個人,農薬や化学肥料を使わずに丁寧に育てた野菜を市原から持ってきてくださる農家さん,お店を持たないドーナツ屋さんや花屋さんなどなど,毎年Co-展でしかお目にかかれない品物や活動が並びます。
街の方々から「くらけん」の愛称で呼んでいただいてるデザイン科学科の倉斗研究室も,当日は,ジモトの魅力をおみやげを通して発信する「ならしのみやげ」のセレクトショップと,まちの魅力を共有するマップワークショップで出展。さらに,福祉法人さんや福祉を学ぶ他大学の学生と続けている福祉を語るプラットフォーム「フフプ」として法人さんと一緒に出展しました。



「ならしのみやげ」では,市内店舗からセレクトした商品の他,学生がデザインしたオリジナルグッズの販売と,街の魅力をシェアするマップワークショップを開催。

福祉法人さんとの「フフプ」では,ボッチャ体験とギターとカホンのフリー演奏スポットを設置。沢山の子どもたちが集まりました。

会場案内は,倉斗研学生の制作した模型マップ。この模型前で記念撮影する人もちらほら。

「場の一体感を生むこと」を卒業研究で検討中の学生による実験として,学生と街の子どもたちが音楽にあわせて踊ったり歌ったりという場面も。
今年のCo-展は,Vol.8のコンセプト「やってみたい を たのしもう」を具現化するような活動が盛りだくさんでした。毎年学生が担当するフライヤーは,写真を使ったデザインに挑戦。夏休み中の写真撮影から始まり,研究室に入ったばかりの3年生から大学院生までが,完成まで協力しました。

2017年夏に「街で出会った素敵なお店や面白い人たちと,街の文化祭みたいなことがしたいんです。」といって研究室に訪ねてきた市民の方と,「面白そう!やってみましょうよ」とその場にいた学生たちが始めた小さな活動が,今ではこうして街の方々に楽しみにしてもらえる名物イベントに育ちつつあります。倉斗研だけでなく,年に一度,千葉工大デザイン科学科の卒業生たちが集結して出展するアクセサリーショップ「ゆびわや」も,今やCo-展恒例の人気店舗となっています。
卒業生にとっても,毎年,近況報告やパートナー,家族を紹介しに来てくれる場にもなっており,そこかしこで懐かしい友だちやお店の方々との再会を楽しむ姿が見られています。

まちのワクワクは,これからも学生と共につづきます。