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夏のオープンキャンパスを開催しました

台風一過の夏空のもとで
2025年8月2日、新習志野キャンパスにてオープンキャンパスを開催しました。当日は台風の接近が心配されましたが、夜のうちに通過し、朝には無事に晴天を迎えることができました。厳しい暑さの中、デザイン科学科のブースには550名もの方に来場いただくことができました。ありがとうございました。

6月のオープンキャンパスに引き続き、ブースでは演習課題や卒業研究、プロジェクトの展示を行いました。今回は6月よりも展示スペースが限られていたのですが、新たに建築模型やVRを活用した空間の提案を加えるなど、6月以上に多くの種類の作品を展示し、来場者を迎えることができました。

注目を集めたのは、1年生が最初の演習で制作する「ビー玉コースター」。6月にも展示したのですが、今回は6月には展示しなかった作品を展示しました。この課題は、グループで試行錯誤しながら答えのない課題にとりくみ、短期間で「複雑で面白い動き」を体験可能なモノを生み出すという主旨のもので、デザインワークで求められるさまざまな要素が詰まっています。そのような説明をすると、「デザインってそういうことなんだ!」という驚きとともに多くの高校生が興味を示してくれました。演習やキャンパスライフについての説明は、4年生を中心とした学生が行いました。教員も、カリキュラムや進路の相談に応じながら学科の特徴を伝えました。

ブースでは「身の回りのモノの観察とスケッチ体験ワークショップ」も開催し、80名近い方に参加をしていただくことができました。6月と同様に、マグネット式のクリップをよく見て、スケッチを描いたり、形状やCMF(Color 色, Material 素材, Finish 仕上げ)の特徴を捉えて言葉にする体験をしてもらいました。また、マグネット式クリップの新しい使い方を考えるワークでは、インストラクターを務めた学生が想定をしていなかったびっくりするようなアイデアが出てくることもあり、学生が教員にわざわざ報告をしてくれる程でした。

次回のオープンキャンパスは2026年の3月です。今回来場者の対応をしてくれた4年生が、いままさに奮闘中の卒業研究についてもご紹介できるのではないかと思います。ぜひまたデザイン科学科を体感しに来てください。